神って何かかんがえた / アニメからの知己

最近観ている「Beatless」っていうアニメ

人間と区別がつかないレベルのアンドロイド“hiE”が
道具として使われる社会のお話

すべてのhiEの行動を一括管理するクラウドってものがあって
これがアップデートされることで特定の料理が作れたり、掃除ができたりする
ヒトを攻撃しない、などの制約もこれで管理されるんですけど

物語中でこれが操作されたりして、hiEたちがヒトを攻撃する場面もある

これって、ヒトにとっての神みたいだよね?と思ったんですよ。

神は“行動管理クラウド”

じゃあヒトにとっての神ってどうなってるのか?
カンタンに図にしました!(アタマわるい)

常識(共通の感覚)と法(ルール、規律)
この二つが倫理(善悪)に反しない限りで認められている

この辺りの“ヒトの行動を管理するもの”をふわっとまとめて
神と呼んでいる、と考えることができると思うんですよ

クラウドは“共有”を求める

クラウドと表現したのには理由があって
これには共有される性質があります
更にヒトからのフィードバックで変化していきます

これ、正にクラウドじゃないですか?

管理されるのか、管理するのか

前述の通り、これはヒトの行動を管理するものです
でも、だからこそ、ヒトはこれを管理しようとしました
それが例えば基督教では教会組織であり、教皇という仕組です

こんなもの、まあ野放しにはできないですよね。不安だし。

共有→統合→争い

共有される、という性質は言い換えれば
統合を求める、ということです
それがやがて争いに繋がったわけです

(バトルの吹き出しうまく作れなかった)

神の構造の変質

ニーチェが「神は死んだ」って言いましたよね
あの中二病全開みたいなセリフの意味、こういうことだと思うんですよ

デウス・エクス・マキナ

科学という分野が進んだ結果、法や常識の上位概念を
倫理にとって代わったんですよね

どういうことかと言うと

法も、常識も、倫理さえも、
「科学的に正しいか?」が前提にされるようになったということです

どうしてこうなった???

共有⇔納得

共有されるためには「納得」が必要です
そこで例えば

「これについては異論ないよね?」

となったとき、
倫理(善悪)と科学では、どちらが万人に納得されやすいか
と考えたとき、科学に軍配が上がるわけです

これがクラウドの性質上、大変都合がよかったわけです

よく「科学で神は否定された」みたいに言われますが
“科学が神のメインパーツになったことで大きく変質した”
が正しいと、あくま思います。

デウス・エクス・マキナのようなイメージは
こういう神の変質がイメージ化されたものだと考えられます

ヒトのイメージというのは、しばしば理性よりも遥かに早く
ものごとの実相を捉えるものですよね

イメージというのは後天的に得るものではなくて
すべてヒトという種に初めから内臓されていて
適切な対象が現れたときに投影されているだけ、

という話は物凄い脱線になるので、別の機会にします。

おわりに

少し前から「神殺し」のモチーフが
様々な物語で現れるようになりました
これにも意味があるように思います

例えばこれは
「ヒトが望みを叶え自由になるには、行動を管理する概念を一旦捨てろ」
というメッセージに思えてならないんです

常識とか法とか、倫理、善悪、科学的根拠さえも無視して行動する

ユメを叶える

くらいのことって、ここまでして初めてできるんじゃないかな?
あくまはそう思います

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