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「君の膵臓をたべたい」っていう最高に美しい小説に悪魔もガチ泣き。

公開日: : 最終更新日:2018/06/18 おすすめ小説紹介

記念すべき小説紹介ひとつ目!

 

僕は多いと月に30冊も小説を買ってしまいます。

マジでお金かかるので、布教しつつ更なる小説代にしようと

書評みたいな紹介ブログを書こうと思いました!

 

ここのリンクから買ってくれたらもっと小説買える!(僕が)

いやマジで、

そうじゃなくて、

住野よるさんサイコーだから!!!!!

生きてる作家で一番好きだから!!!!

読んだ直後に一曲書いたくらいに!!!!

 

気を取り直して紹介しますね。

 

ヒロインが死ぬ

いきなりネタバレですか?

と思うかも知れませんが、なにせ一行目が

クラスメイトであった山内桜良の葬儀は

で始まるんです。ネタバレじゃないですよ!

死ぬと決まっているヒロインと親しくなっていくという地獄

もうね、読めば読むほどこの桜良《さくら》が好きになっていくわけですよ。

しんどい!!!

 

だって死ぬの確定してるんです。

つらい!!!

 

でもめっちゃいい子。

お日様みたいに明るくて温かくて、ちょっとお茶目で。

だからこそ本当につらい!

 

主人公と桜良のカルいやり取りが楽しくてしょうがない

 

「そんな難しい顔しないで、どうせ君も死ぬんだよ。天国で会おうよ」

「…確かにね」

「だから私みたいに徳を積んでおくんだよ」

「そうだね、君が死んだら仏教徒にでもなろう」

「私が死んだからって、私以外の女に手を出したら許さないわよ!」

「ごめんね、君とは遊びなんだ」

うわははっ、と彼女はいつもの豪快な笑い方をした。

 

この辺りはライトノベルに近い読み口。ちなみに二人は恋人でもなんでもない。

こういう要素がとても読み易く親しみ易い作品にしてる。

死ぬと自覚しているのにカルい桜良

桜良のよいところのひとつとして、

死ぬことを自覚しているのに悲愴感がない

というのがあります。

 

これが作品全体の雰囲気を作っている大事な要素だと思います。

だけど当然そんな単純な話じゃないぞ!

 

主人公の名前がわからない

桜良が主人公の名前を呼ぶとき、

【秘密を知ってるクラスメイト】くん

【根暗そうなクラスメイト】くん

などの表記になっているのが面白い。

 

相手にとって今、主人公がどういう存在かわかるというわけ。

ここがどう変化していくかというのも見所のひとつ。

 

僕は「泣ける」という評判の作品が嫌い。でも泣いた。

「泣ける!」とか「感動の結末!」とか煽られていると

それだけで読む気が失せてしまうのが僕です。

 

でもですね、

もう、

うん。

 

涙腺が壊れるんじゃないかってくらい泣いてしまいました。

 

泣いた理由

桜良がかわいそう、とか

切ない悲恋、とか

そういうクソみたいな理由じゃないんです。

 

ああ、そうか。生きるってこういうことなんだ。

ずっと難しく考えてたけど

こんなにもシンプルで美しい答えもあるんだ。

 

そんな風に思って泣きました。

泣いて色んなモノが綺麗になった様な気すらしました。

 

ついに文庫が出た

ハードカバーは高いのでお勧めしづらかったんですけど、

文庫出たのでお勧めしてみようという次第です。

文字アレルギーの方向けに、原作者も絶讃のマンガもあるよ!


 

ネットで活動中の作編曲家。

ヨーロッパの著名な舞台でのクラシック演奏経験を活かし、他とは違う個性の提供が好評を博している。

詳しく→

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